〒481-0043 愛知県北名古屋市沖村天花寺128
バンドヒーターは、シリンダーやタンクのパイプ加熱といった円筒状のものを温めるために使われることが多い装置です。 中でもプラスチックなどの射出成形機(樹脂などの原料を溶かし、鋳型に流し込み、急速冷却し加工する機械)に最も使用され、成形過程で原料が冷えて固まるのを防ぎます。 当社では成形機の形状に合わせてオリジナルで製造することが可能です。
スペースヒーター(プレートヒーター)は、故障の原因となる結露に弱い機械の内部温度を保ち、結露の発生を防ぐ装置です。結露の防止以外にも、一定の温度を保つ必要のある機械の動作環境を整える事にも役立ちます。スペースヒーターを金属などの加工熱面に密着させて使用し、非常に効率の良い加熱ができます。すべて自社製品のヒーターのため、様々な形状やご要望に合わせてご依頼いただけます。
当社のノズルヒーターは、薄い鋼板を使用している為、熱効率がよく使いやすいのが特長です。
リード線をヒーター内部から接続し、外部からのトラブルに強い構造に仕上げました。ロングノズルヒーターなど、様々な規格の製品を取りそろえております。
金属に穴加工を施し、挿入して使用する円柱状のヒーターです。
ステンレス構造でヒーター外周すべてが発熱部になるので熱効率が良く、加熱温度も早いという特徴があります。金属加熱・液体加熱・熱交換器などの加熱などさまざまな用途に使用されています。
マイカヒーターとは、発熱性のニクロム線を、絶縁材であるマイカ(雲母)で挟みこんだヒーターです。
暑さも数ミリ程度の薄さで製作が可能であり、加熱物に直接接触させて使用するため、熱効率が大変良く、昇温速度も非常に速いです。また、価格も安価の傾向があります。
遠赤外線を放射する非接触型のヒーターです。ドイツのエルシュタイン社の製品から国内製の物まで幅広く取り扱いしています。納入実績も多く、良いアドバイスができると思います。産業用乾燥ラインや樹脂加熱(真空成型)・その他軟化工程に幅広く使用されます。
バンドヒーターは、対象の周囲を巻くように密着して取り付けます。
したがって、シリンダーやタンクのパイプ加熱といった円筒状のものを温めるために使われることが多いです。
オリジナル製造商品のため加工するコストが安く、長年の経験からお客様のニーズにお応えする構造にて製作し、多くの会社で使用されています。
正方形や長方形などの角型の外周を加熱できます。
穴加工や押え板との一体型などさまざまな形状実績を持っております。
お客様の使用されている成形機(高い圧力をかけて製品の形を作る機械)の角型部分が温度上昇せずにお困りとのことで、成形機の形にフィットして200℃を維持できる角型のバンドヒーターをオリジナルで製作できないかとご要望を頂き、製造いたしました。
お客様の成形品の性能や、成形までの効率を向上させるためには、金型温度を管理・コントロールすることがとても大切になります。私たちの製造するバンドヒーターがその一役を担うため、お客様のご要望に応えられるよう、責任感を持って製造を行いました。
金型の寸法を確認してから製作に着手。
特別な加工がないため、着手から約2週間で納入。
200+150×50巾 200V仕様
センサー管やボルトなどの突起物を避けて加工できます。
穴は丸型・楕円型・角型等ご要望にお答えできます。
お客様が使用しているヒーターが頻繁に断線していて困っているということでご相談を頂きました。どうして断線してしまうのか原因を探るため、まずは現状のヒーターを郵送して頂き、検証したところ、その形状と無駄な配線に問題があると判断しご説明させて頂きました。今後のメンテナンスなどを考慮し、修理するよりも無駄を省きシンプルな形状で新しく製作する方向でご納得頂き、オリジナルで製造することになりました。
製造着手から約16日間で納入。
160φ×60巾×1P 200V仕様
面倒な配線作業なくヒーターを交換することができます。
また、電源部を露出していない為感電防止にもなります。
絶縁耐熱プラグも数種類取り揃えております。
お客様が従来使われていたバンドヒーターは、その取り付けに時間がかかってしまっていて、作業効率が問題になっているとのことでした。そこで、取り付け作業に慣れていない人でも取り付けできる、電気配線が簡単なヒーターを作れないかというご要望を当社に頂きました。
ご要望にお応えするため、プラグ台を付属させるヒーターを提案させて頂き、使用箇所に合わせたオリジナルでの製作をご発注頂きました。
取り付ける部分の図面を頂き、製造に着手。
製造着手から14日間で納入。
140φ×50巾 200V仕様
通常は端子部(電源部)をBOXで、覆い隠す事によって感電や通電付着物防止などに効果があり機械作業者の安全性が向上します。
従来お客様がお使いになられていたヒーターでは、電極部分がむき出しになっているタイプのため、感電の恐れがあって危険を感じているというご相談を頂きました。200Vの電圧を扱うため、万が一でも作業員に何か事故があってはいけないとご心配されていることから、端子部をBOXで覆い隠す端子カバー付きのバンドヒーターをご提案させて頂き、サイズに合わせてオリジナルで製作することとなりました。
製造着手から14日間で納入。
580φ×45巾 200V仕様
複数のヒーターを並べて使用されている場合には、配線が複雑になってしまいます。一つのヒーターに効率良く配線収納でき、他ヒーターとのメンテナンス性も向上します。
従来使われていた特殊な端子台内蔵型のヒーターと同じ仕様で製作してほしいとご要望を頂きました。まずはサンプルをお送り頂き、仕様の検証に入りました。お客様の仰る通り、珍しい特殊な形状でしたが当社で問題なく対応できるものでしたので、製造までの期間スケジュールをご提示させて頂き、製造をご依頼頂きました。
サンプルをお送り頂き、形状を測量後、製造に着手。
製造着手から20日間の納期で納入。
195φ×260 200V仕様
角型とR型が組み合わさったような形状も密着性を高める構造にて製作しております。
手作業による板金加工ですので場合によっては製作不可能な形状もあります。
バンドヒーターの密着性を高めて効率よく加熱させるために、四角形で角が丸くなっているタイプを製造してほしいとご相談を頂きました。
また、内部を150℃くらいに保ちたいというご要望があり、金型をお借りして熱計算を行った結果、対応可能と判断できたため、オリジナルにて製造を承りました。
金型をお借りして熱計算し、製造後取り付けをして納入。
製造着手から18日間の納期で完了。
150+120×40巾 100V仕様
可昇温度を防止できるように、ヒーター本体に温度スイッチを取り付けての製作も可能です。30~220℃付近までの温度を段階的に選択できます。(最大電流値により制限があります)
安全を確保するために、過昇温防止の機能が付いたバンドヒーターを新しく製作したいとご相談を頂きました。何℃以上にならないようにされたいのかヒアリングさせて頂き、サーモスタットという温度を自動で調節することができる装置を一体にしたバンドヒーターを製作する方向で製造・発注を頂きました。
ご発注後、3週間で納入。
350φ×65 200V仕様
温度コントロール付の高温型の開閉式ドラム缶用ヒーター
シリコンラバーヒーターでは足りない熱量を可能にします。
容量は安全を加味し、2W/cm2程までが理想になります。
それでもシリコン型のヒーターの倍ほどのパワーが得られる商品です。
少々重量が増しますので、ドラム缶の段で支えて使用してください。
角型ヒーターでSS材で覆った構造で製作しました。
4辺がそれぞれ別回路にて制御でき、鋼材と一体している為浮きも少なく断線しにくい仕組みです。
弊社では鋼材の設計も一貫して行いますのでご相談してみてください。
バヨネットセンサーを容易に取り付けれる構造のバンドヒーターです。
内部にはアルミを一層巻いてるので、熱ムラも少なく簡易な形状です。
成形機や温度管理が必要な加熱体に向いています。
バンドヒーターの外側発熱タイプです。
パイプなどの内部からの加熱が必要な時に効果を発揮します。
内部はシャフトネジとナットにより円周が広げれる構造になっています。
密着が通常のバンドヒーターより低いのでW密度は2W/cm2以下で設計ください。
一つのバンドヒーターを8回路に内部で分割し製作しました。
場所によっての温度ムラが極力なくなるようになります。
繊細な成形に適した仕様です。
取り外しを容易にした仕様です。
高温時でも容易に取り外しが可能です。
取り外しが容易です。
締付けボルトの代用としてキャッチクリップになっています。
また中央部が蝶番仕様の為、装着も容易にできます。
三相結線に対応したバンドヒーターです。
片側をスター結線して製作しているので、三相を直接配線でき、配線による電気ロスをなくします。
押出機のメンテナンスなど消耗部分のヒーターを一式で製作したりしています。
熱量を考慮して一台分をバランス良く製作することも可能です。
ベント口などの構造も機械に合わせた製作など、総合的に考慮したバンドヒータの製作を承っております。
数が多いヒーターも弊社では対応しています。自社オリジナルの機械を使って効率よく同じ製品をすばやく製作しています。
成形機の形状に合わせたオリジナルのヒーターを使用するの場合、万が一の故障やトラブル発生時に備えて、ストックを確保しておくことが大切です。当社では、まとまった数量の製作に関して、お値引きの上、スピーディーに製作致します。
10ヶ・50ヶ・100ヶなど、数量に応じて値引率が変動するため、詳細はお気軽にお問い合わせください。
Q1.バンドヒーターの用途はなんですか?
A1.バンドヒーターは、合成樹脂、ゴムなどの押出成型機、射出成型機、ノズルといった円筒形の被加熱体を加熱するのに用いられます。
Q2.バンドヒーターの特徴はなんですか?
A2.バンドヒーターは、マイカ板で絶縁された電熱体を金属外装版で被覆したヒーターで、円筒形をしています。軽量で薄型のため、円筒形の被加熱体に対して密着させ、高効率で加熱することができます。
Q3.使用上の注意点はありますか?
A3.バンドヒーターは交換をする際に、しっかりと掃除していただく必要があります。
埃や汚れなどが付着していると、たとえ微小でも、不均一加熱がおこり、電熱の寿命を大幅に縮めることに繋がります。
これが「ホットスポット」と呼ばれる現象です。
また締め付けが十分でなく、ゆるみが生じていることも、ホットスポットが起きる原因になります。
これを防ぐためには、交換や取り付けの際に、しっかりと温める対象に適した電熱製品を作ることです。
愛西電熱では、1ピース型(一方向から差し込むタイプ)や2ピース型(両側から差し込むタイプ)、他にも3ピース型や4ピース型まで多数の在庫を用意しています。
またオリジナル自社製品だからこそ、お客様のさまざまなニーズにお応えできるよう、規格外のサイズ、穴加工や切欠けなどさまざまな特注品を作ることが可能です。
直径、幅、使用用途などを聞かせていただければ、丁寧にお答えします。ぜひご相談ください。